2年間続けてきたリモートワークの運用を振り返ってみる【実践編】
こんにちは、福岡のホームページ制作シンス株式会社の越水です。
前回の記事に引き続き、弊社のリモートワーク事情について書いてみます。
リモートワークには性善説を前提としたマネジメントと業務成果を測れる状態にしておくことが必須であると前の記事で述べました。
それを踏まえて今回は、リモートワークを実現するための具体的なルーティンはどうしているか、弊社が実践している範囲でご紹介したいと思います。
目次
毎日の朝会でコミュニケーションと方針共有をする
シンスでは毎朝業務始めの朝会を行っています。Zoomを使って行うのでオフィスから参加するメンバー、自宅から参加するメンバーと場所は様々です。
朝会は次のような流れで行われてますので、順番に説明します。
- 経営理念の唱和
- 1日の予定共有
- 雑談コミュニケーション
- テーマ図書の読み合わせ
- 経営指針書の読み合わせ
経営理念の唱和
シンスでは毎朝、経営理念の唱和を行っています。
古臭い会社に思われるかもしれませんが、理念浸透の一環として取り入れています。
リモートワークを続けていると会社への帰属意識も薄れていく懸念もあり、ほんのわずかな時間でも一緒に同じ行動を共にすることで連帯感も持てるかなと思っています。
1日の予定共有
各メンバーから今日1日何をして過ごすのか、予定の共有がされます。
1日の予定とその他連絡事項については、朝会前に社内のチャットツール(Slack)に簡単に書き込んでもらって目に見えるようにもしています。
雑談コミュニケーション Good & New
リモートワークをしていると、どうしても仕事に関係しないコミュニケーションが不足しがちです。
生活のなかで長い時間を費やすことになる仕事。それを共にする集団のなかで、業務に関する話ししかできないでいると、人間関係が必要以上にドライで殺伐としたものになる気がします。
普段は別々の場所で働いているメンバーが少しでも交流する機会を持てるように、朝会で雑談タイムを設けています。
この雑談タイムではGood & New(グッドアンドニュー)と呼ばれるゲームを取り入れて、24時間以内にあった「良かったこと」や「新しいこと」を話してもらっています。
ここで一緒に働く仲間の意外な一面を垣間見れることも多く、お互いを知るために大切な時間だと実感しています。
Good & Newは多くの企業で取り入れられているようなので、興味がある方は検索してみてください。
テーマ図書の読み合わせ
シンスでは毎月1冊の本をテーマ図書と呼んで全員に配布しています。
テーマ図書の内容を全員でパート分けして、毎日の朝会で気に入った箇所や学びになったことを共有しながら読み合わせをしています。
これは社員に新しいことを学ぶ習慣を持ってもらいたいのと、仕事で大切にしてほしいことを書籍を通じて伝えていくために行っています。
同じ本を読んでいても人によって拾い上げる部分が異なり、これもお互いの考えを知る良いきっかけになっています。
また、考えたことを人に説明するトレーニングの機会にもなっていると実感します。
毎週1回は発表機会が回ってきて、それを1年程度続けていくと、経験の浅いメンバーでもしっかりした意見を述べるようになり明らかに成長します。
経営指針書の読み合わせ
全員に配布している経営指針書の内容を、毎日1ページ程度ずつ読み合わせをしています。
経営指針書には自社のミッションやビジョン、大切にすべき価値観に関することから事業モデルの説明や当期の計画まで、チーム内で共通認識を持っておくべき様々な内容がまとめられています。
経営指針書の内容を繰り返し伝えていくことで、組織として進むべき方向を全員が理解できるようにしています。
リモートワークでは個々人の主体性が重要になる場面も多く、常日頃から会社の方針や事業内容を伝えておくことで、社員も自分の頭で考えて判断しやすくなるのではないかと考えています。
書いてみると結構盛りだくさんな内容ですが、こんな感じの朝会を毎日しています。
だいたい30〜40分程度で朝会が終わりますが、最終的にはもう少し時間短くできるといいなと思います。
毎週の1on1ミーティングで仕事の悩みを解消する
シンスでは毎週、代表である私が各メンバーと1on1ミーティングという個別面談を行っています。
そこで仕事で困っていることがないかという話題から、プライベートな雑談や近況報告まで様々なことを話します。
なにか業務上の障害になっていることがあるとすれば、それを解消できるように上司も一緒になって考えます。
オフィスという空間を共有しているわけではないリモートワークでは、こうした定期面談で各メンバーの状態を把握したり、円滑に仕事を進められるようにサポートする取り組みが大事です。
毎月の月初会議はオフィスに集まって行う
月に1度、月初の会議だけは全員がオフィスに集合します。
そこで前月の振り返りを行ったり、進行中プロジェクトの進捗共有、当月と次月のスケジュール確認などを行います。
普段は離れて働いている全員が揃う貴重な機会であり、月初会議の日は一緒にランチも食べることにしています。
また、毎月1度は懇親を深めるための飲み会も行っています。
3ヶ月サイクルで目標設定と評価を繰り返す
シンスでは社員ひとりひとりが個人目標を設定して、その達成具合をもとに自己評価と上司からの評価の擦り合せを行うというサイクルを3ヶ月ごとに繰り返しています。
この取り組みについては私が以前noteに詳しく書いてますので、興味ある方は読んでみてください。
弊社では「会社の主役は社員」という考えのもと、自分で目標を考えて取り組むことのできる主体性を重要視しています。
3ヶ月サイクルで目標設定と自己評価を繰り返すことで、自分で仕事を組み立てていく習慣が身についていきます。リモートワークにおいては個々人でこうした自己管理能力を養っていくことが大事です。
まとめ
以上、リモートワークをうまく運用するために役立っていると感じるシンス社内の取り組みについて書いてみました。
オフィスから離れて希薄になりがちなコミュニケーションや意識共有の部分を、どうやって補っていくか施策を考えることがリモートワーク運用の肝かと感じました。
もし何か、参考にしていただけることがあれば幸いです。
それではまた!












