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福岡市動物園のリニューアルに見る情報発信の大切さ

提供:福岡市

こんにちは。福岡のホームページ制作、シンス株式会社の越水です。

福岡市を中心にホームページ制作の活動をしておりますが、この街は天神という商業地から海も山もアクセスが良く、子どもを連れていくアウトドアやアクティビティが豊富にあります。

今回マーケティングの参考にしたいと思い紹介するのは、私たちが活動している福岡市のとある動物園のお話しです。

人気再燃で沸く福岡市動物園 100万人目指し、ユニーク企画で奮闘

情報発信に目新しいコンテンツは必要ない

上記のリンクでは、福岡市動物園の来場者数が21年ぶりの水準まで伸びてきているというニュースを紹介しています。
2006年のリニューアルに据えた目標である「年間の来場者数100万」がもうすぐ実現するかもしれないところだそうです。

動物の行動展示を開始したりとハード面の変化もあったようですが、来場者アップに繋がった大きな要因としては、やはり情報発信を常に行ってきたことが良かったのだろうと思いました。

伝わらなければ知られないのと同じ

確かに一時期来場者数が落ち込んでしまったのは、レジャーニーズの多様化が原因かもしれません。しかし動物園や水族館といった施設のコンテンツは「生き物を見る楽しみ」という普遍的なものです。
それが今あらためて動員を伸ばしているのはなぜか、それは情報発信の形を変えて人々の関心を引くことに成功したからだと思います。

子どもを持つとよくわかるのですが、小さな子どもを毎週どこに連れていこうかと頭を悩ませるお父さんお母さんは多いと思います。
そんな時に、LINEやFacebook、Twitterで知り合いから福岡市動物園の投稿が流れてくれば「よし、これはうちも行ってみよう。」となるのはそれほど難しい流れではないと思います。

しかし、今まではそうした来場者を作り出せていなかった。これは圧倒的に情報発信の量が足りていなかったか、またはそうした潜在的なニーズにリーチするための手段がなかったことが原因だったのではないでしょうか。

今はSNSを通じて自分たちのアピールポイントを手軽に拡散していく手段がたくさんあります。
今回、福岡市動物園の成功については、そうしたツールを利用して自分たちの動物園の楽しさを知ってもらおうという発信が効果的にユーザーに届いた結果です。

しかし記事中から、発信された内容は動物の日々の様子や飼育員との触れ合い、動物園の舞台裏など、きっと以前からそこにあったであろうコンテンツであることが読み取れます。
「情報を発信する」と言っても、決して大げさなニュースが必要なわけではなく、自分たちの活動をありのまま継続して伝えていくことが大事であることを学べます。

SNSは大きな好循環へのきっかけづくり

また、記事には「来場者が増えたことによりテレビなどマスコミに取り上げられることも増えた」という内容が書かれています。

メディアに取り上げられることで飼育員たちのやりがいもアップし、現場からアイデアがでるようになる。そのアイデアを実行したイベントや展示企画がまたマスコミに取り上げられ来場者が増えるという好循環が生まれました。

SNSでの口コミがより大きな効果へ波及して良いサイクルを作り上げたのです。

LINEやTwitterなどのソーシャルメディアサービスはあくまでコミュニケーションのためのツールなので、Webマーケティングに利用する場合は相手とのやりとりを大事にすること。そこで作り上げた口コミが、その他のメディアに繋がっていくものだと、この導線を理解することが重要です。

よくある売り込み文句ばかりのSNSアカウントではファンを増やすことはできません。
自分たちのアピールはその後、別のメディアで存分にやれば良いのです。SNSツールで重要なのはコミュニケーションだという本質を誤らないようにしましょう。

今回紹介した福岡市動物園のニュースはWebマーケティングや企画を行うものとして非常に参考になる事例だなと思いました。

スマートフォンやタブレットに最適化したホームページの制作にも対応いたします。

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