師走〜!どうも、福岡のホームページ制作シンス株式会社の越水です。
実はここ2年ほど、ウェブ制作のお仕事とは別に、個人的にとある女の子の英語の家庭教師をしておりまして。
で、その女の子が「はなちゃん」という女の子でして。
で、その「はなちゃん」のご家族を描いたお話しが映画になったというではないですか!
え?知らなかったよ!いや知らないはずないんだけど!
黙ってた!黙ってたよ!!なんか勝手に喋っちゃうといろいろまずそうだし!
キャストが豪華で主演に大女優・広末涼子さん(!)、そして今をときめく実力派俳優・滝藤賢一さん(!!)、主題歌は一青窈さん(!!!)
どエラい話しじゃないですかぁ〜、これは見に行かねば…。
というわけで福岡で先行スタートされた映画「はなちゃんのみそ汁」を早速観に行ってきましたよッ!
目次
人気のベストセラーを映画化!福岡に住む、ある家族のお話し
「はなちゃんのみそ汁」はがんで33歳の若さでこの世を去った安武千恵さんと、家族との日々をつづったブログを基に書かれた本です。
すでにテレビドラマ化や教科書に採用などされて話題になっていたものがついに映画化されました。
映画では千恵さんと信吾さんの出会いから始まり、千恵さんのがん治療をしながらの結婚・出産・子育てが描かれています。わずかな余命のなかで、はなちゃんにみそ汁作りを通して「ちゃんと作ること、ちゃんと食べること」の大切さを残していきます。
がん治療の日々を描きつつもなぜか笑えるハートフルムービーでした
まず映画の率直な感想ですが、すっごく面白かったです。
たくさん笑い、そして泣かされました。
これはもう本当に、たくさんの人に見て欲しい、見てもらって満足してもらえる映画だと思います。
がん闘病が描かれた作品に対して「面白い」という表現は適切ではないかもしれませんが、実際に笑える場面が多く、あまり暗い気持ちにならずに向き合うことができる映画でした。
豪華俳優陣の想いが伝わる名演
滝藤さんのコミカルな演技も見どころですが、どの俳優も物語のモデルとなった千恵さん、信吾さん、はなちゃんというご家族の人間性を、本当に上手に表現しているなと感動しました。
千恵さんはご本人が綴っていたブログ(現在はご主人が引き継いで更新中)からも、闘病のなかでも明るく前向きであろうとする方だったということが感じ取れます。広末さんは出産に悩む心情や、子どもに大切なものを残そうとする母親の強さを演じきっていて、胸がグッとくる想いでした。
ご主人の安武さんも、映画で滝藤さんが演じているままに、人を惹きつける魅力に溢れた人物です。(何かあるたびに「すんません。」と言う姿などは、「よく特徴を捉えているなぁ〜!」と笑わずにいられませんでした。)滝藤さんはこの映画でますます人気が出るんじゃないでしょうか。そのくらいハマり役でした。
あと、はなちゃんを演じた赤松えみなちゃんは本当に凄いですね…。登場するたびにシーンに可愛らしい花を添えてくれる新人子役なのですが、本当に演技をしているのか区別がつかないほど子どもらしく伸び伸びした姿を作品中で見せてくれます。
重いテーマなのに心があたたまる
この映画はこのご家族自身のキャラクターがなければ、あれほど温かい雰囲気の映画にはできなかっただろうし、制作関係者・俳優の気持ちを引っ張ってきたのは、やはりそうした前向きなご家族の姿なんじゃないかな、と思っています。
そして、「笑えるがん闘病の映画を」というプロデューサーからの難題に取り組んだ阿久根監督の挑戦は、見事に成功しているんじゃないかと感じました。本当にこのテーマ、大変だったろうなぁ…。
福岡ロケで馴染みある風景が多数登場
はなちゃんのみそ汁は福岡を舞台にした作品なので、大濠公園や津屋崎海岸など、福岡の名所が数々作品中に現れます。
何気ない風景のなかで描かれる、日常の些細なことに隠れた幸せ、その大切さを感じてみてください。
ラストシーンは号泣…。
「闘病を描いているのに暗すぎず、笑える映画」と書きましたが、そんな内容だからこそ日常の美しさや、それを失う悲しさがより際立つ作品でもあります。
映画終盤のシーン、涙ぐんで千恵さんを見守る滝藤さん、いや安武さんの姿にはこちらも涙が止まりませんでした。
やはり、辛くないはずないんですよね。現実では映画に描かれない苦労も様々あったはずです。それはこちらの想像の及ばない苦労だと思います。
それでもそれを「私はツイていた」「ありがとう」という気持ちに変えることが出来る、そんな千恵さんを描いたラストシーンは思わず涙してしまいます。
全国公開は1月9日から。ぜひ劇場でご覧ください!
初日舞台あいさつでは豪華ゲストの来場もありました。(いやはや、広末さん、お美しい…!)
他にも名キャスト陣による、見応えのある競演や一青窈さんが歌う主題歌「満点星」など見どころの多い映画でありました。
今回の映画公開に至るまで、はなちゃんパパの安武信吾さんからは映画のエピソードを色々とお話ししてもらっていました。
それを聞く限り、この映画は本当に様々な偶然の縁や、つながり、想いによって作られているんだなと感じます。
関わった人すべての想いが全体から伝わってくる素晴らしい映画です。
全国公開は1月9日から、少しでも多くの人にこの作品が見てもらえることを願っています。ご家族、ご友人、ご旧友から昔の恩師まで、お誘い合わせのうえ劇場へ足を運んでみてください。
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