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問い合わせが増える工務店のホームページ制作とWeb集客戦略

越水大輔

越水大輔

こんにちは、シンス株式会社の越水です。

今回は工務店のホームページづくりにおけるポイントをご紹介します。

注文住宅は車や時計のように「気に入ったから即決」とはまずなりません。 土地探しから完成まで、お客様と半年〜数年かけて伴走することになるビジネスです。

だからこそホームページには、瞬発的な集客力よりも「長く信頼を蓄積するメディア」としての役割が求められます。

この記事は、「見学会の予約をもっと増やしたい」「SUUMOやLIFULL HOME’Sに頼り切らない集客の柱がほしい」と感じている工務店の経営者・広報担当の方に向けて、集客に効くホームページをつくるためのポイントを整理して書きました。

目次

そもそも工務店に独自のホームページは必要なのか

工務店の集客といえば、SUUMO、LIFULL HOME’S、HOUZZといったポータルサイトが幅を利かせています。 家づくりを意識し始めた方が最初に開くのも、たいていはこのあたりのメディアでしょう。

「だったら、自社でホームページを持つメリットは薄いのでは?」

そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言うと、工務店の集客には自社ホームページはもはや欠かせないと思っています。

次からはその理由をお話しします。

家づくりの「思想」を語れる場になる

ポータルサイトは、どの会社の情報も同じテンプレートに流し込まれています。

掲載枠の体裁が揃っていると比較する側にとっては便利ですが、裏を返せば会社ごとの個性や思想が均質化されてしまいます。

自社のホームページを持っていれば、その制約はありません。

  • 無垢材しか使わない
  • 断熱性能はHEAT20 G2が標準
  • 平屋専門でやっている

このような会社の芯になる部分を、写真・文章・動画で立体的に伝えることができます。

検討期間が長いからこそ「通える場所」があると便利

注文住宅は、お客様が情報収集を始めてから契約に至るまで、平均して半年〜2年程度かかると言われています。

その間、お客様は何度も同じ会社のWebページを開いては読み込み、また閉じる、という行動を繰り返します。

ポータルサイトの会社情報ページは、情報量にもページ構成にも上限があります。

  • 施工事例
  • スタッフブログ
  • お客様の声
  • 性能解説

こうしたコンテンツを継続的に積み上げられる自社ホームページを持っていることは、長い検討期間中に「想起して繰り返し見に来る」という行動をしやすく、利便性が差になってきます。

ご夫婦・ご家族に共有してもらいやすい

家づくりの意思決定は、ご夫婦・親世代・お子さんも巻き込んだ家族全体のプロジェクトです。

「この会社、見てみて」とLINEでURLが行き交う場面は、想像以上に多く発生しています。

そのとき、ポータルサイトの規格化された会社情報ページが回覧されるのと、会社独自の思想や暮らしのトーンが伝わる自社ホームページが回覧されるのとでは、印象づけの強さがまるで違ってきます。

シェアしたくなるWeb上の「顔」を持っているかは、長期的にじわじわ効いてくる資産だと思っています。

採用にも効く

ホームページを見ているのはお客様だけではありません。

設計士、現場監督、大工、営業などの求人を探している人たちも、必ず一度はホームページを覗きにきます。

職人不足はどの工務店にとっても頭の痛い話ですが、理念や働く環境、先輩社員のインタビューが載っているホームページは、それだけで採用エントリーの質を底上げしてくれます。

ここまで、自社ホームページのメリットを説明してきましたが、念のため補足するとポータルサイトを否定しているわけではありません。

ポータルで認知してもらい、自社のホームページで深く理解してもらう。 この役割分担を前提に考えるのがおすすめです。

お客様の「工務店選びの動線」はここまで変わった

Web集客を組み立てるうえで、もうひとつ押さえておきたいのが、ここ数年でお客様の検索行動が大きく変質したという事実です。

ひと昔前なら、「工務店 ◯◯市」と検索エンジンに打ち込むか、SUUMOで地域から会社を絞り込む、というのが王道ルートでした。

今はどうかというと、Instagramで好みのテイストを保存し、Pinterestで間取りのアイデアを集め、YouTubeでルームツアー動画を漁り、最後にGoogleマップで近場の会社を探す。

といった具合に、入り口が様々なメディアにバラけています。

Google検索の見え方も、ずいぶん変わりました。

「工務店 福岡」と入れると、最上位にGoogleマップのローカルパック、その下にポータルサイト、ブログ記事、自社サイトが混在する形です。

ローカルパックに表示されるためには、自社ホームページのURLがGoogleビジネスプロフィールに紐づいている必要があります。

ホームページがない会社は、その入り口自体が閉じてしまっているわけです。

加えて、「自然素材 平屋 ◯◯市」「ガレージハウス 注文住宅 ◯◯市」のように、こだわり×地域の複合キーワードで探すユーザーも増えています。

ポータルサイトに枠を確保していれば見つけてもらえる、という時代はもう過去のものになってきています。

ホームページを用意する3つのアプローチ

では具体的にどうやってホームページを作ればいいのか、代表的な3つの方法を順に見ていきましょう。

Web制作会社に依頼する

王道はやはり、制作実績のあるWeb制作会社にホームページ制作を依頼する道です。

気をつけたいのは、制作会社にも得意領域があるという点。

住宅・工務店のホームページ制作実績がどれくらいあるかを、必ず事前に確認しましょう。

施工事例の撮影体制や、見学会CMSの運用ノウハウまで把握しているかどうかで、納品後の使い勝手は大きく変わります。

ノーコード系のホームページ作成サービスを使う

最近は「STUDIO」「Wix」「Jimdo」のように、コードを書かなくてもホームページを組み立てられるサービスが充実してきました。 費用を抑えたい立ち上げ期にはありがたい選択肢です。

ただ、施工事例や見学会情報を毎月更新していく工務店の運用には、ややフィット感に欠ける場面もあります。

事業フェーズに応じて使い分けるのが現実的です。

SNSだけで済ませる

InstagramやFacebookだけを情報発信の場にしているケースもあります。

日々の発信や雰囲気作りには向いていますが、「半年悩んでようやく決める」レベルの大きな買い物において、SNS単体で意思決定まで済ませるお客様は正直あまりいないでしょう。

SNSは入口、自社のホームページは検討の中心地、と整理しておくほうが安全だと思っています。

ホームページ制作費用、ぶっちゃけいくらかかる?

「制作会社に依頼したくても、ホームページ制作にいくらかかるのかが見えない」という声はよくいただきます。

会社や地域によって差はありますが、ざっくりの肌感覚としてこんな価格帯です。

ミニマム構成

  • トップ + 数ページ程度

30〜50万円(撮影費は別)

スタンダード構成

  • 6〜10ページ
  • お知らせ、施工事例、ブログ機能あり

80〜150万円(撮影費は別)

フルスペック構成

  • 10ページ以上
  • 施工事例ギャラリー、お客様の声、見学会予約機能
  • Webマーケティング設計込み

150〜300万円(撮影費は別)

注文住宅は単価が大きく、お客様が判断材料として欲しがる情報量も多いので、ホームページのボリュームも自然と厚くなります。

施工事例の写真撮影費用は別枠で確保しておきましょう。

なお、シンスでは初期費用ゼロの定額制サービスもご用意しています。

まとまった初期投資が組みにくい立ち上げ期の工務店には、相性のいいプランです。

「誰に届けたいのか」を言葉にする

ホームページ制作に着手する前に、必ずやってほしい作業がひとつあります。

それは「自社が一番ターゲットにしたい家族像」を、解像度高く言語化することです。

例えば、共働きの30代ファミリーが顧客ターゲットとしているのに、ホームページが落ち着いた高級感を全面に出した雰囲気だと、「うちには敷居が高そうだ」と離脱されてしまいます。

逆もまた然りで、富裕層向けの邸宅を作っている会社が、明るくポップなホームページを出すと「客層が合わなそう」と敬遠されます。

ターゲットの輪郭がはっきりしているほど、写真の選び方、コピーの語り口、施工事例のセレクトまで、すべてが一直線につながります

ここがブレた状態でデザインに入ると、後工程でどれだけ手を入れても、芯のある仕上がりにはなりません。

自社の「選ばれる理由」を1行で言える状態にする

ターゲット像と合わせて整理したいのが「自社が選ばれる理由」、つまり売りとなるポイントの言語化です。

商圏に競合が一社もない、という工務店はまずないので、お客様には常に「なぜここなのか」と問われていると考えたほうがいいでしょう。

自然素材、性能、デザイン、平屋特化、規格住宅でのコスト調整、リフォームまでのワンストップ対応など、選ばれる理由となる切り口はさまざまです。

ポイントは、選ばれる理由がターゲットの価値観と噛み合っていること

性能を最大の売りにしているのに、ターゲットが「価格重視の若年層」だと、両者がすれ違ってしまいます。

ターゲットと売りが揃ったとき、お客様自身も自社を友人・知人に推薦しやすくなる、という副次的なメリットも生まれます。

おしゃれさは目的ではなく手段

工務店のホームページと聞いて、雑誌のような大判写真と余白たっぷりのレイアウトを想像する方も多いと思います。

確かに見栄えは大事ですが、ビジネスの観点から見ると、おしゃれであることイコール売れるホームページではありません。

「おしゃれであることが、自社のターゲットにとって選ぶ理由になるか」を見極めたいものです。

場合によっては、洗練されすぎたデザインがむしろ問合せしにくい心理に繋がるケースもあります。

仮にホームページのデザイン重視がプラスに働く客層だとしても、

  • 英語表記が多すぎる
  • 文字が読みにくい
  • 見学会の申し込みボタンがどこにあるか分からない

このような状態では本末転倒です。

情報にたどり着けて、意図したメッセージが伝わって、見学会の予約までスッと進める。

この3点が整ったうえで、はじめておしゃれさが武器になります。

工務店のホームページに掲載したい情報

ここからは、実際にホームページに載せたい情報を、お客様目線で優先順位を意識しながら整理していきます。

会社概要・対応エリア・アクセス

地味ですが、所在地、対応エリア、営業時間、定休日といった基本情報は最優先です。

とくに対応エリアは、「うちの土地でも建ててもらえるのか」とお客様が気にする点なので、地図と一緒に明示しましょう。

施工事例(写真だけではなくストーリーも)

工務店のホームページの主役は、施工事例です。

美容室のヘアカタログにあたると言えば伝わりやすいでしょうか。 ただし、写真をギャラリーのように並べるだけでは足りません。

  • ご家族構成
  • 土地の条件
  • 希望と制約のせめぎ合い
  • 設計の落としどころ
  • 住んでみて感じた変化

このような内容をひとつのストーリ形式にして綴ると、お客様は「自分たちと近い家族の事例」を発見した瞬間、強く自分たちと重ね合わせて熟読してくれます。

価格レンジ・坪単価・商品プラン

価格情報は、お客様がもっとも知りたがる項目のひとつです。

「総額がわからないから問い合わせに踏み込めない」という心理に直結します。

商品ラインナップごとの特徴、坪単価のおおよその目安、付帯工事込みの総額レンジまで開示できると、それだけで「フェアな姿勢を持った会社だ」という信頼が積み上がります。

価格をオープンにすると問い合わせの質が変わるというのは、どの業種のホームページにも共通して言えることです。

スタッフ紹介(職人さんも含めて)

注文住宅は、「どこで建てるか」と同じくらい「誰と建てるか」が重要となる商品です。

設計士・営業担当はもちろん、現場を支える大工さんや職人さんまで写真と人柄付きで紹介できると、お客様の安心感が一段違います。

お客様の声

注文住宅は買ってからの返品が事実上できない買い物です。 だからこそ、先に建てた人たちのリアルな声を、検討中の方は大いに参考にします。

  • 家づくりのきっかけ
  • 依頼の決め手
  • 打ち合わせのエピソード
  • 住んでからの暮らしぶりまで

こうした内容をインタビュー形式で深く掘り下げて掲載しましょう。

見学会・モデルハウス情報

工務店集客の主戦場は、完成見学会・構造見学会・モデルハウスです。

ホームページ上では「いつ・どこで・どんな家を」見られるのかをこまめに更新し、トップから1〜2タップで予約まで進める動線を必ず確保してください。

社内で簡単に更新できるCMSが入っているかどうかも、見積もり時に必ず確認したいポイントです。

見学会・資料請求・個別相談 ―― 温度差にあわせた3階建ての導線

工務店集客で重要指標になることが多いのは「見学会予約」「資料請求」「個別相談予約」の3つです。

注文住宅は検討期間が長いので、お客様の温度感も人によってバラバラです。

今すぐ建てたい人、半年後に動く人、いつかは考えたい人。 それぞれに段階に合わせた入口を用意しておくと、機会損失がぐっと減ります。

具体的には、こんなラインナップになります。

  • 完成見学会・構造見学会・モデルハウスの予約(温度感:高)
  • 個別相談(来店またはオンライン。温度感:中)
  • 資料請求(会社案内・施工事例集・性能ガイドなど。温度感:中〜低)
  • LINE公式アカウントでのライトな問い合わせ(温度感:低〜)

導線をポータルサイト経由に寄せてしまうと、せっかく自社のホームページで心を動かしたお客様が他社情報の海に流されていきます。

入口から出口まで、自社のホームページ内で完結できる導線を意識して整えましょう。

ビジュアル(写真と動画)が体感品質を決める

ホームページのクオリティの大半は、使われている写真と動画で決まります。

これは、私たちがホームページ制作の現場で繰り返し確認してきた経験則です。

レイアウトがどれだけ凝っていても、素材がチープだと全体が安く見えてしまいます。

写真を用意する方法は、おおむね3つです。

  1. 自社スタッフで撮影する
  2. ストックフォトを使う
  3. プロのカメラマンに依頼する

工務店の場合、施工事例は会社の財産そのものなので、迷わずプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。

中長期で見れば、これがいちばん費用対効果の高い投資です。

加えて、ここ数年で存在感を増しているのが動画ルームツアーです。

スマホで撮影したショート動画でも、「住んだあとの暮らし」をお客様にイメージしてもらう力は絶大です。

長尺のYouTube動画と、Instagramリール用のショート動画、両方を準備しておくと使い回しがききます。

制作会社を選ぶ際は、提携しているカメラマンや動画クリエイターの実績まで確認しておくと良いでしょう。

スマホで触ってみて、初めて完成と言える

工務店のホームページを訪れるユーザーは、いまや圧倒的にスマホ経由です。

30代の子育て世代が中心ターゲットなら、その傾向はさらに強くなるため、スマホで見たときの体験を重視したサイト設計は必須です。

施工事例の写真がスマホでも美しく表示され、見学会予約のボタンが親指の届く位置にある、片手スクロールでも読みやすくテキストが表示されている。

このあたりを意識した制作をしているか、制作会社に確認してみてください。

SNSと動画は「関係を育てる場」として使う

集客施策をホームページだけで完結させるのではなく、Instagram、YouTube、LINE公式アカウントなども併走させるとより効果的です。

ただし、これらは新規獲得の主戦力というよりも、長い検討期間のあいだ、お客様との温度をキープし続けて “関係を育てる場” と捉えるのが正解です。

リソースが限られている場合は全部に手を出さず、ターゲットと相性のいいツールに絞ることをおすすめします。

それぞれの特徴を簡単に整理しておきます。

Instagram

Instagramは工務店との相性がかなりいいツールです。

施工事例の写真、現場のリアル、暮らしのワンシーンなど、見栄えする素材がそろっているからです。

リールでルームツアーや施工過程を流すと、閲覧指標が伸びやすい傾向があります。

「#福岡注文住宅」「#平屋暮らし」のような地域×テーマのハッシュタグから、新規の検討層に発見してもらえることもあります。

YouTube

注文住宅領域では、YouTubeの影響力が年々増しています。

ルームツアー、性能解説、設計士の家づくり論など、長尺で深く語れるのが最大の強みです。

検討期間が長い商材だからこそ、動画で信頼を積み上げる戦略が効きやすいメディアです。

LINE公式アカウント

すでにつながっている見込み客や、見学会参加者との関係を深めるのに向いています。

気軽な質問の窓口としても優秀で、温度感の低いお客様の “離脱防止” に効きます。

メッセージ通数によって有料プランに切り替わる仕組みなので、配信設計には注意してください。

ブログ・コラム

家づくりのノウハウ、設計士の視点、現場のエピソードなどを、自社の言葉で積み上げていく場です。

検索サービスからの流入経路にもなり得ますが、戦略的に育てるには年単位の時間が必要だと思っておきましょう。

Googleビジネスプロフィールの活用は必須

Googleビジネスプロフィールは、Googleが無料で提供しているビジネス情報の管理ツールです。

住所、営業時間、写真、サイトURLを登録すると、Google検索やGoogleマップに自社の情報が無料で表示されます。

「工務店 福岡」「注文住宅 久留米」と検索してみてください。 ページ上部に出てくる地図と会社一覧、あれがGoogleビジネスプロフィールです。

地域密着の工務店にとって、Googleビジネスプロフィールの活用は必須です。 これを整備していないのはリアル店舗の看板を出していないようなものだと捉えてください。

写真の追加、見学会の投稿、口コミへの返信もできるので、月1回でいいので定期的にメンテナンスする習慣をつけましょう。

Web広告を集客のブースターにする

自然検索からの集客だけでは足りない、見学会の枠をもっと確実に埋めたい、という場面ではWeb広告が選択肢に入ってきます。

少額から始められて効果測定もしやすいので、決して構える必要はありません。

大きく分けると2系統です。

検索広告(リスティング広告)

GoogleやYahoo!で「工務店 福岡」「注文住宅 久留米」「平屋 工務店 ◯◯市」などと検索したタイミングで、検索結果の上部に広告を出せる仕組みです。

まさに今、家づくりを検討している人にピンポイントで届けられるので、見学会予約や資料請求への直結率が高い傾向にあります。

ディスプレイ広告・SNS広告

GoogleやYahoo!の提携サイト、Instagram、Facebookなどに画像・動画広告を出せます。

エリア、年齢、興味関心といったセグメントで配信先を絞れるので、潜在層へのリーチに強いです。

工務店の場合、「半年から数年かけて検討する」という商材特性があるので、一度サイトを訪れた人を追いかけるリターゲティング広告との相性も良いです。

広告の費用対効果は、見学会参加1件あたり、契約1件あたりにかかった費用(CPAやCAC)で見るようにしてください。

出して終わりではなく、月次で見直しながら配分を最適化していきましょう。

工務店のSEO、現実的な戦い方

「広告にお金をかけ続けるのはきついから、SEOで安定的に集客したい」というご相談は本当によくいただきます。

SEO(検索エンジン最適化)は、検索結果で自社サイトを上位に表示させるための取り組みのことです。

理屈としては、「注文住宅 福岡」のようなビッグキーワードで検索1位を取れれば、広告費ゼロで継続的な集客が見込めます。

とはいえ、この種のキーワードはこれまで時間をかけてSEOに注力してきた競合他社や巨大ポータルが分厚く陣取っており、後発の工務店が真正面から挑むには、相応の時間と労力を覚悟しておいたほうがよいでしょう。

もちろん、最低限のSEOの技術的対策(titleタグの最適化、表示速度、構造化データなど)は必須です。これは、実績のあるWeb制作会社なら標準作業の範囲で対応してくれるはずです。

そのうえで、それ以上のSEO投資を行う場合は、時間もコストもかかること、そして成果が必ずしも保証されないことを前提にしてください。

工務店の場合、ビッグキーワードを正面突破するよりも、「平屋 注文住宅 ◯◯市」「自然素材 工務店 ◯◯市」「ガレージハウス ◯◯市」のような、こだわり×地域名の検索キーワードを施工事例コラムを更新して地道に押さえていくのが現実的だと思います。

  1. ホームページのコンテンツを厚くする
  2. 見学会で実体験を提供する
  3. SNSで関係を温める

この総合戦こそが、結果的にSEOの成果にもつながっていきます。

アクセス解析で「次の一手」を決める

ホームページは公開がゴールではなく、公開してからが本番です。

実際にどう使われているかを定期的に確認しないと、改善のしようがありません。

Googleアナリティクス(GA4)を入れておけば、ざっと以下のようなことが見えてきます。

  • 月ごとの訪問者数の推移
  • 流入経路(検索、SNS、広告、直接アクセスなど)
  • よく見られている施工事例・人気のコラム
  • スマホ/PCの比率、デバイスごとの行動の違い
  • 見学会予約・資料請求に至った経路

数字を眺めて満足するのではなく、

  • 人気の施工事例の系統を増やす
  • 離脱の多いページの導線を整理する
  • 反応のいい施工事例の切り口をInstagramの投稿に転用する

といった具合に、データを次の打ち手に変換するところまでセットで運用しましょう。

お手本にしたい工務店ホームページの集め方

リニューアルや新規のホームページ制作を進めるとき、参考になるホームページを5〜10社ほど集めておくと、Web制作会社との会話が圧倒的にスムーズになります。

集めるコツは、視点を分けて並べることです。

  • 同じ商圏の競合工務店
  • 全国規模で評価されている工務店
  • 自分が個人的に好きなテイストの会社
  • ターゲット客層が近い会社

集めたうえで、「どこが良いと感じたのか」「何を真似したいのか」を1社1行でいいので言葉にしておくと、Web制作会社との認識合わせの精度が一段上がります。

「こんな雰囲気で」だけで進めると、たいていイメージのズレが発生するので、ここはひと手間かけたいところです。

シンスでは工務店のホームページ制作も承っています

シンスでは、工務店向けのホームページ制作と、その後のWeb集客運用までを一気通貫でサポートしています。

スタンダードな構成のホームページであれば、80〜150万円あたりが目安です。

施工事例の撮影、見学会告知のためのCMS設計、Googleビジネスプロフィールの初期設定までまとめてご相談いただけます。

福岡市外のお客様も、Zoomなどのオンライン対応が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

[福岡のホームページ制作会社 シンス]

〈 この記事を書いた人 〉

越水大輔

WEBプロデューサー越水大輔

シンス株式会社 代表取締役
社内ではWeb制作のディレクション、マーケティング、経営を担当しています。Webマーケティングで福岡に元気な企業を増やします。

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