多機能で使いやすいPHPメールフォーム「MicroEngine Mailform」の使用方法
こんにちは。福岡のホームページ制作シンス株式会社の芦刈です。
WordPressのようなCMSを使えば、プラグインでメールフォームを生成してくれますが、静的サイトの場合はPHPで作成するしかありません。
メールフォームを自作しようとするとプログラムの知識が必要となってきます。
今回はHTMLとCSSしか分からない方でも簡単にメールフォームを設置できるサービスをご紹介します。
「MicroEngine Mailform」のダウンロード
MicroEngine Mailform公式サイトへアクセスして「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。
使用許諾契約書を確認して、ダウンロードボタンをクリックします。
「microengine-mf-1.1.4.zip」というファイルがダウンロードされますので解凍します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
microengine-mf-1.1.4 / ├ readme.html └ contact/ ├ index.php └ me_mailform/ ├ assets/ │ ├ css/ │ └ js/ │ ├ data/ │ ├ config/ │ ├ csv/ │ ├ db/ │ ├ log/ │ └ uploads/ │ ├ script/ │ └ captcha/ │ └ template/ |
ではフォームの表示を確認してみましょう。
フォームの表示確認
このフォームはPHPで作成されているので、サーバーにアップするか、MAMP(マンプ)などの仮想環境で確認を行います。
入力画面です。
住所の自動入力が、機能としてはいっています。
エラー画面です。
必須項目を入力せずに「確認画面」をクリックするとこのような表示になります。
確認画面はこのような表示になります。
完了画面はこのような表示です。
このフォームを使えるようにするには、次に紹介する「管理者の設定」をする必要があります。
管理者の設定
contact/me_mailform/data/config/mail.ini
上記階層にある「mail.ini」という名前のファイルを編集します。
テキストエディタで開いてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
;; ★★★ 必ず変更してください!!! ;; 送信元メールアドレス from = your_address@example.com ;; ★★★ 必ず変更してください!!! ;; 送信元表示名 ;; ここで指定した値が差出人の名前として表示されます。 from_name = "山田 太郎" ;; ★★★ 必ず変更してください!!! ;; 送信先メールアドレス ;; このメールフォームを受け取りたいメールアドレスを指定します ;; カンマ区切りで複数の宛先を指定できます。 例: info@microengine.jp, your_address@microengine.jp to = |
7行目辺りに「必ず変更してください!!!」という項目が3つありますので設定していきます。
送信元メールアドレス
1 |
from = your_address@example.com |
送信元のメールアドレスを設定します。
送信元表示名
1 |
from_name = "山田 太郎" |
送信元の表示名を設定します。
個人で使用するならば個人名にして、企業として使用するなら企業名などを設定します。
送信先メールアドレス
1 |
to = "xxxxxxxxxx@xxx.xxx" |
メールを受信する管理者のメールアドレスを設定します。
メールアドレスを複数設定する場合は「 , 」で区切ってください。
例:info@microengine.jp,your_address@microengine.jp
まとめ
いかがでしょうか。
機能としては「確認画面・自動返信・送信先振り分け・通し番号・CSV保存・SMTP送信・CAPTCHA機能」などがあるようで、とても使い勝手のよいPHPメールフォームとなっています。
またメールフォームの著作権表示を消したい場合は、有償使用(著作権者表示なし)にすると非表示にできるようです。
それではまた!
企業や商品の認知拡大を実現するホームページ制作、Webマーケティングのご要望にお応えします。