文章を書くのが苦手なら「20歳の自分に受けさせたい文章講義」がおすすめです!
こんにちは、福岡のホームページ制作シンス株式会社の越水です。
「自分の考えを人に話すことはできるけど、文章にしようとした途端に書けなくなる…。」 そう感じたことはありませんか?私はしょっちゅうあります。
たくさんアイデアを思いついたり、考えごとをしたりしているのに、それを人に伝えるための文章がうまく書けない…。
特に会社経営をするようになってから、社員に自分の考えを伝えることが必要不可欠と感じるものの、文章を書くことへの苦手意識がなかなか抜けない。
そんな私にうってつけの本がありました。
それがこちらの「20歳の自分の自分に受けさせたい文章講義」という本です。
この本に書かれている「考えるために書きなさい」というアドバイスで、文章を書くことに対するハードルがグッと低くなりました。
これはぜひ他の人にもおすすめしたい。というわけで、もう少し詳しく紹介していきますね。
書くことが苦手な人こそ知っておきたい、文章が書けない理由
今って一昔前と比べて文章を書く機会が格段に増えています。
仕事でのメールのやりとりをはじめ、TwitterやFacebookといったSNSで人の興味を引くためにも文章の力が求められます。
自分の考えや体験を言葉にすることはもはや現代ビジネスマンとして必須のスキル。
とはいっても「文章を書こうとすると手が止まってしまう」という方も多いと思います。
この本では、文章が書けない原因は「頭のなかにある自分の”感じ”や”思い”がぐるぐると駆け巡って言葉になっていないから」としています。
だから文章を書く時は「書くことをやめて、頭の中の『ぐるぐる』を”翻訳”すること」が重要だと言っています。
会話というのは、声の調子や顔の表情によって喜怒哀楽が表現できるので、わりと自分の考えを伝えやすいものです。
しかし文章ではそうした非言語のコミュニケーションに頼ることができません。
まずは「書く」よりも先に、自分の頭のなかの「ぐるぐる」を翻訳する意識を持つことが必要なのです。
文章が書けるようにマインドセットをしてくれる講義本
この本はこうした「文章を書く」という行為について、普通なら素通りしそうな根本的な心構えや意識の持ち方を丁寧に説明してくれています。
例えば、文章が書けるようになるためのアドバイスとして、よく「考えてから書く」と言われることがあります。
しかし本書では、より根本的な「考えるために書く」というアドバイスが必要だと説明されています。
そもそも文章を書くことが「頭の中のぐるぐる」を翻訳する行為であるとすれば、そのぐるぐるを整理し考えるために書く、というステップが必要なのは納得です。
こうしてひとつひとつ、文章を書くことに対して持つ固定観念を見つめ直し、「どうしたら文章が書きやすくなるのか?」を理解しやすく伝えてくれているので、本書を読むと「なんだか文章が書きたくなってきた!」とマインドセットされます。
「文章を書く」を学ぶ最初の一冊に読んでほしい
ここまでは本のガイダンスに書かれている内容について触れましたが、本編でも「読みやすい文章を書くために気をつけるべきこと」や「どうしたら読者に読まれる文章になるか?」といったテーマで、文章が書くために知っておくべきポイントが盛り込まれています。
本書は「句読点の打ち方」や「どんな語尾や接続詞を使うと良いか」という枝葉末節なテクニックより、書くことの本質に迫り非常にわかりやすい言葉で解きほぐした内容になっています。
かなり丁寧な講義になっているので、今まで文章がうまく書けずに苦手意識を持っていた人が読めば「こうして考えていけば書ける!」という実感を得られると思います。
私自身も実際に文章を書くことへの苦手意識がなくなり、「まずは書いてみることから始めればいいか」と心が軽くなりました。
これから文章の書き方を学びたいと思っている方の一冊目としておすすめです!
それではまた!
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