マーケティングに大きな影響を与える10のインターネットトレンド
目次
米国の第一線で活躍するインターネットアナリストによるマーケティングトレンドの話し
こんにちは。福岡でホームページ制作を行うシンス株式会社の越水です。
今回はとある記事が目にとまりましたのでご紹介いたします。
10 Internet Trends Impacting Marketers, According to RBC’s Mark Mahaney
米国で最もキャリアが長いインターネットアナリストを自称するMark Mahaneyによるインターネットトレンドに関する記事です。これからテクノロジーが変えていくビジネス環境を俯瞰する意味でも重要な話ばかりです。
以下、意訳をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
1.モバイルに取り組むことは今や時代の先駆けではなく必須項目
プラットフォームやビジネスの形にもよるが、モバイルデバイスはいまや10%以上、最大で70%近いアクセスや収入をビジネスに生み出している。モバイル市場は予想されていたよりも早く成長している。
2.モバイル市場は新たな企業を生み出している
スマートフォンの存在によって新興企業が次々と市場に現れている。UberやPandoraが良い例で、スマートフォンの存在なくしてこうした企業は登場することはなかった。
今後はウェアラブルデバイスやネットワーク接続された自動車などの分野で同様の動きが起こるだろう。新たなプレイヤーが何を生み出すか注目だ。
3.ソーシャルは必須
Facebookは欠かせないマーケティングチャネルになった。1日に8億人もの人が触れるサービスはなかなかない。だから人前に出たければソーシャルの世界に身を置くべきだ。
ソーシャルにはまだまだお金が集まるだろう。その流れは投資効率が良いとされる検索からも同様で資金が流入するだろう。
4.テレビ広告の予算はオンライン広告へシフトしている
VerizonやMondelezはテレビ広告からオンライン広告へ予算の振り分けをシフトしてきている。こうした流れはもう止められないだろう。
5.即日配達は一般消費品の広告に変化をもたらす
米国内ではAmazonのようなオンラインショッピングで商品を注文して即日受け取れるような都市が10ある。こうした即日配達サービスは人々の買い物の仕方に変化をもたらす。
この変化によって一般消費品の広告予算はよりオンライン広告に流れるだろう。
6.ローカル層には巨大な可能性がある。
ローカル色の強い商売と消費者の取引をつなごうと試みる企業はGrouponをはじめ多くあるが、大きな成功を収めている企業はあまりない。
ひとたび当たれば巨額の富を得られるでしょう。候補はGoogleが挙げられる。
7.クラウドビジネスはエスタブリッシュな企業の脅威になる。
クラウドコンピューティングは新たなベンチャービジネスを立ち上げ、スケールさせるためのコストを劇的に下げた。逆に言えば競争リスクが劇的に高まったことになる。
つまり、新たな環境ではSnapchatのようスタートアップ企業が実際にFacebookのような大企業を脅かすことを意味する。
8.支払手段が代替してきている
新たなiPhoneはこれまでとは違う決済手段の普及を一段と進めるだろう。
小売販売を促進するものは広告予算の変化に影響を与えるので注目すべき。
9.買収により新たな市場が生まれる
世界でも有数のインターネットメガ企業が持つ膨大な資金は、買収や新たな研究に投資されている。
AmazonがTwitchを買収したのは驚きだった。Twitchを覗いてみると、友達の家に集まってテレビゲームをした頃を思い出すようでとても楽しい。
この分野にはゲームパブリッシャーからの広告予算がきっと流れ込んでくるだろう。
10.IoTの世界はもうすぐそこ
ウェアラブルデバイスとネットワーク接続された自動車は、劇的な変化のきっかけになるはずだ。
消費者と企業、そして彼らが使うインターネットアプリケーションの間にある障壁を取り除き、大きな市場を作り上げるだろう。
いかがでしょうか。スマートフォンなどのモバイルデバイスが生み出す環境の変化はまだまだ成長の余地があるということ、そうした変化に伴って企業の広告予算もオンラインへの向けられるようなるという流れはさらに加速しそうです。
こうした環境のなかで自分たちのビジネスはどう変化していくべきか、見定めることが大事です。
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