ホームページ制作を発注する時にやっておくと役立つ準備のお話し
シンス株式会社の越水です。
ホームページ制作会社に依頼をする時、「まず何から準備すればいいの?」と不安に感じる方は結構多いのではないでしょうか。
制作側に関わったことがある人でなければ、そもそもホームページがどういった技術を用いて作成されているかを意識することはないので無理もないでしょう。
今回はホームページ制作の依頼を受けた時、ご発注者さまにやっていただくことが多い準備についてお話しします。
目次
まずはページ構成を考えておく
最近は縦長の1ページだけを用意したWebサイトも増えていますが、一般的な企業案内のサイトであればトップページに加えて複数のページ構成になることが多いでしょう。
まずはホームページにどんなページを用意するのか、思いつく限り書き出しておくと後で役に立ちます。
よくある構成例として下記のようなページが思い浮かぶでしょう。
- トップページ
- 会社概要(沿革・代表あいさつ・連絡先など)
- 事業内容
- スタッフ紹介
- オフィスへのアクセス・地図
- お問い合わせフォーム
細かいコンテンツの構成は、制作着手の段階でWebディレクターがヒアリングしてくれるはずなので、ここではざっくりとイメージをしておく程度でも構いません。
あなたの魅力を伝えるテキスト原稿
良いホームページを作るときに必要なのが、あなたの扱う商品やサービス、またはあなた自身のことを相手に伝えるための原稿です。
事業にかける想いや商品開発のストーリーなどのページを設けると、サイト訪問者はあなたの事業をより詳しく知ることができます。
ここでは自分自身の商品・サービスを利用してもらうために、お客さんに何を伝えたいのか?を強く意識することが重要です。
ホームページ制作会社はあくまでホームページを作るプロでしかなく、あなたの想いを伝える言葉はあなた自身が一番強く持っているはずだからです。
自分たちの強みやアピールポイントを存分に盛り込んだ原稿を準備すれば、きっと新たに作るホームページの方向性も明確になると思います。
商品画像やオフィス写真、その他の掲載資料
信頼感のあるサイトを制作するためには使用される写真も大切です。
基本的にはサイトに掲載する取り扱い商品画像や、スタッフ写真、オフィス画像などはクライアント側が用意するパターンが多いです。
もし手元に渡せる写真がない場合は、オプションで撮影プランを用意している制作会社も多いので安心してください。
写真のクオリティ次第でホームページの見栄えは大きく変わるので、プロに撮影してもらったほうが良いケースもたくさんあります。
ホームページ完成後の運用イメージを固めておこう。
ホームページが出来上がったあとのことを発注前に想定しておくことは損にはなりません。
- 実際にホームページの管理は誰が担当していくのか?
- どんな情報を発信していくのか?
- どの程度の更新頻度なら他の業務と両立可能か?
それだけでもあらかじめ検討しておくと、完成後の混乱はぐっと少なくなります。
ホームページは制作した後、どのように運用していくかが肝心ですから。
わからない部分や悩むことがあればWebディレクターに相談しよう!
ここまでホームページ発注時に準備していただくことを書いてきましたが、制作時には担当ディレクターがいるので、何かわからないことやアドバイスが必要な場面では気軽に相談すれば大丈夫です。
写真や原稿の準備は、当然その分の費用はかかりますがオプションを利用してプロにお願いすることも可能です。時間とクオリティをお金で買うという発想なら検討しても良いでしょう。
ただ、「自分のサービス・商品を一番熱く語れるのはあなた自身」という点は忘れずに。
ライターに原稿を依頼するときは丸投げをせず、インタビューをしてもらってその原稿をまとめてもらう、など依頼内容をよく検討したほうが良いでしょう。
ホームページの原稿や写真の出来を考えることは「お客さんにどう自分たちをみてもらうか?どんな風に知ってもらうか?」を考えることです。
しっかりと自分たちの魅力を伝えるための準備をすればきっと制作の打ち合わせ時に役立つはずです。
ホームページ制作だけでなく、SNSやブログを活用したWebマーケティングのご提案も得意としております。